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展示会・催事出店の罠

こんばんは!里舘です。

本日、一般社団法人MAKOTO様主催の、
「世界を相手に生きるということ」セミナーに参加させて頂きました。
今日もご縁に感謝です(^^)

講師:井上  智央様
株式会社キャンバスプロジェクト
http://canvasproject.weebly.com/

今日は海外、主に東南アジアへ打って出るために、
「世界的視野」を持っていこうというお話でした。

その中で、国内にも当てはまりそうなことがあったので、
本日の表題・「展示会・催事出典の罠」について。
この間立寄った、仙台三越 長崎・沖縄フェアにからめて。

※若者とどう付き合うか、の続きも書きますのでもう少々お待ちください(^^;)
鮮度重視でまいります。



小規模事業者持続化補助金等でも、
「販路の開拓」として、各種展示会への出店費用について補助金が出ます。

ただ、注意しなければならないところ。

展示会・催事は、コンペです

集合陳列でテーマ性が出るので、買い上げ点数が上がりそうな気もしますが、
上がるのは会場への客数です。

残念ながら、出店された皆様のところの客数及び買い上げ点数ではありません。

同一カテゴリの、同一テーマの売場の中での競合です。

特に・・・単一製品で勝負をするのなら・・・

御社のコンセプトまで伝えきれないまま終わってしまうかもしれません。


毎度辛口で申し訳ないのですが・・・

先日お伺いした仙台三越 長崎・沖縄フェアで、

沖縄だか長崎だかの、織物を実際に売場で織って実演していらっしゃる方がおりまして。

おぉー、実演してる!と思ってみていたのです。


非常に残念だったのが、完成品の陳列がひどい・・・

さらに残念だったのが、陳列から「その商品が何なのか」「バックボーンが何なのか」

さっぱり伝わってこなかったという話。

ごく一部の、情報を持った人にのみ商売するのなら、

そもそも展示会でやること自体非効率です。

(イベンターの勧誘で客数増の為のイベントとして呼ぶ、ってんならありですが)。


なので、

①リーチを確保する・・・展示場所、試食 まぁこの辺はいいとして。

②視認率を確保する・・・陳列、販促物、見つけてもらえるか

③買い上げ点数、若しくは成約件数・・・

商品への思いが見て伝わる(声でちょこっとひと押ししてあげる)

会社の想いが見て伝わる(商談への足がかりをつくっておく)

→ステートメントやレターとともに、展示していない他の商品、
 これから出す予定の商品も「画像で」お届けする。


この③、こればっかりは外部委託しても、生産者・会社の本心までは伝わりません。

自分で書く必要があります。

(いいところを見つけてもらう、という点では外部の方の視点や、お客様の声は有効です!)


なので、自前で売場を、展示会場をフルに構築するのよりも、

効果を上げるのには大変な労力が必要です。

(予めコネクションでもなければ)


井上先生に聞いたところ、海外への展示会費用は、

自社開催のほうが安く済むそうですよ。費用自体は。


そうは言っても、そこまで手間もかけられないしなぁ、、という皆様。

中小企業診断士がお役に立てますよ!

一緒に御社の「イイモノ」、みつけてもらいましょう!


お付き合い頂きありがとうございました!

里舘でした。

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